体のかゆみで悩んでいる方ってたくさんいらっしゃいますね。
私もかつてはかなり悩みましたが、今はかゆみから解放され心穏やかに過ごせています。
先に結論を書きますと、敏感肌さんにはかゆみの元がたくさんありますが、体につけるものについては、人により原因がそれぞれなので、ひとつずつ試すしかないんですよね。
でも、あきらめずに自分に合ったものを探していきましょう。
シャンプーを変えたら、かゆくなくなった!
私の場合、高校生の頃に敏感肌の症状が出始めました。はじめは唇の両端が切れて痛かったのですが、だんだんかゆい場所が増えていきました。
眉毛から始まり、乳首、わきの下…
うら若き女子高校生が乳首がかゆいなんて、最悪ですよ。
トイレに駆け込み、ブラジャーの中に手を突っ込んで、乳首から血が出るまでかき続けるんですけど、まあ、そのあとの痛い事…
乳首なんて柔らかいから、かゆいところがうまくかけないし、イライラマックスです。
この時のことは、敏感肌の私が使えているシャンプーに詳細を書いてありますが、皮膚科の名医に「シャンプー変えてみれば?」と言われ、NOVというシャンプーに変えたところ、かゆみがなくなりました。
でも、また、かゆい!
かゆみの原因はシャンプーだけじゃなかった
シャンプーを変えて、しばらくはかゆみがなく快適な日々を過ごしましたが、何年もかゆくない生活を送ると安心してしまい、いろいろやりたくなってしまいました。
髪にパーマをかけたり、ワックスを塗ったり…
そして数日すると、また、かゆみが出てしまったのです。
しかも今度は全身赤くはれてしまい、熱まで持って、かけばかくほどかゆみが増す…
原因は髪に使ったワックス
使ってすぐにかゆみが出れば、分かりやすいのですが私の場合、大抵使って一週間くらいするとかゆみが出てくるので、始めはわかりませんでした。
よくよく考えて、やっとワックスに違いないと思いつきました。
そこでやっと自分が敏感肌だと気づきました。
そういえば、名医の受診を受けた時に「肌の弱い者は肌をこするんじゃない」とはっきりと、肌が弱いと言われていました。

体に使うものをすべて敏感肌用に変更、ところが…
そうと分かれば、こっちのもんです。
顔や体に触れる化粧水、乳液などを敏感肌用に変え、ワックスやスプレーを使わなければならいパーマなどはすっぱりとあきらめました。
今度こそ、これで安心だ。と思いきや、そんなに甘くなかった…(泣)
敏感肌用でも、私には合わないものがあり、かゆくなってしまうものがあったのです。
そこで、必ず試供品で試してみる事にしました。
でもね、試供品って数回分しか入っていないじゃないですか。
不思議なことに試供品を使い終わって、本商品を買うとかゆみが出てくる現象が多発しました。
あまりに頻回に起こるので、本当に頭に来て、捨ててしまおうかと思ったのですが貧乏性なもので捨てられずに肌の丈夫な友達にすべてもらってもらいました。
友達は喜んでくれましたよ。トホホ

使った場所とは違うところがかゆくなる
家族が合わないから捨てようとした化粧水をもったいないからと、足に塗ったところ顔にかゆみが出たこともあります。
“やばいかもなー”と思いながら使ったので、原因はすぐにわかりました。
思った通り、洗い流したら、かゆみは止まりました。
顔につけるのは絶対無理だけど、足なら大丈夫かと塗ってみたのですがダメでしたね。
シャンプーで体がかゆくなったり、足に塗った化粧水で顔がかゆくなったりで、慣れていないとなんだか原因の見当がつきませんよね。
私もはじめはわかりませんでしたが、半世紀近く自分の体と付き合ってようやく付き合い方がわかってきました。

結論、一つずつ自分の肌で試すしかない
結局のところ、一つ一つ試すしかありませんでした。
そりゃあ時間がかかりましたが、何年もかけて自分が安心して使えるものを探し、やっと今はかゆみとおさらばできました。
化粧水は探すのが面倒くさくなりあきらめて、自分で作っています。ネットで調べると化粧水は作り方がいくつも出てきます。自分で作れば中身がわかっているだけ安心です。
乳液も使うのをやめました。やめてしばらくは顔がつっぱっていましたが、そのうち肌が乳液のない状態に合わせるようになったのか、つっぱらなくなりました。
また、髪の毛はシャンプーを週一回くらいで、あとの日はお湯だけで洗う湯シャンにしたりして、使わなくて済むものは肌につけないようにしています。結果、節約になっています。
ラウリル~は避けるように
一つ一つ試すのは時間もお金もかかるし、かゆい思いをするのも嫌なので、裏の成分表を見るのが習慣になりました。
私にはラウリルなんちゃらの成分があっていないようです。
たとえば「ラウリル硫酸ナトリウム」「ラウレス硫酸ナトリウム」といったものです。これらは洗浄力が高く、必要以上に皮脂をとってしまいかゆみや炎症の原因になることがあります。

ココイル~はかゆくない
かわりに「ココイルグルタミン酸ナトリウム」など、ココイル~と書いてある成分はかゆくならずとても良いです。
こうして、何年もかかって自分に合った製品をそろえることができました。
最近では高性能なお高い化粧品を見るだけで、怖くなりますwww
まとめ
長い時間がかかりましたが、肌が弱い私でも、かゆみを感じずに生活を送れるようになりました。
かぶれの症状は人それぞれなので、私の経験が参考になるかはわかりませんが、考え方の一つとして、頭の片隅にでも残っていたら良いなあと思います。
ではでは。


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